2009.02.10 Tuesday
ぎっくり腰は繰り返す?(4)
ぎっくり腰にならないよう様に、日頃から疲れを溜めにくくするにはどうしたらよいのでしょう。
自分でできる最も簡単な方法は「ストレッチ」です。
当院の来院者に「ストレッチしてますか?」と質問すると・・・
「ああ、たまにやってますよ。」「週に一回くらい」
とか答える方が非常に多いですね。
しかしストレッチは、たまに・・・週一回程度では、ほとんど効果はありません。
縮こまろうとする筋肉を伸ばす「習慣」が大事なのです。
疲れを溜めないために一番良いのは、毎日寝る直前にたった2〜3分で良いのでストレッチをする事です。
寝る直前、布団の上でストレッチしてそのまま寝るのが最も良いですね。
一カ所に付き10〜20秒軽く伸ばす程度のストレッチです。
腰周辺であれば、前屈やひねり、開脚などが良いですね。
ここで、この「ストレッチの目的」は疲れを溜めないために、筋肉の緊張を和らげリラックスさせる事です。
スポーツの時のストレッチとは違いますから、決して無理に力をかけて伸ばしたり、反動をつけてグイグイ伸ばしてはいけません。
なぜ寝る直前か、たった2〜3分で良いのか。
それは、寝る前に緊張を解いて、筋肉をリラックスさせて寝れば、当然疲れが取れやすくなるからですね。 そして、2〜3分という確実にできる短い時間することで、毎日続ける事が大事なんです。
普通に何もしないでそのまま寝ていると、実際には自分では気がつかない緊張感が結構残ってるものなんですよ。
上記のストレッチが習慣として身に付けば、かなり疲れが溜まりにくくなり、ぎっくり腰などになる事も少なくなるでしょう。