2009.02.05 Thursday
冷え性って?(3)
うちは整体院だから、まずは言わせてください(^^;)
整体を受けると一般的な冷え性ならほとんど改善しています。
(但し冷え性にも種類や状態がありますので全て改善する訳ではありません。)
もちろん自分で予防・改善・悪化防止できる方法もあります・・・しかしたぶん出来る人なら冷え性になってないかも知れませんが(^^;)
それには、なぜ「体温調節機能が正常に働いていない」状態になっているのかを考えると簡単です
主に2つ理由があります。
1.調節動作に必要な栄養素が不足してために、調節ができない。
2.調節機能を普段使っていないために、調節ができなくなっている。
1は考えにくいですね。今時栄養失調の方はそんなにいないはずです。
もし1なら、極端な好き嫌いによる偏食やダイエットによる偏食が原因が考えられます。
ほとんどの方は2に当てはまります。
昔は、冷え性は圧倒的に女性が多かったのですが、近頃は男性も非常に増えています。
それは、一日中室内で、パソコンに向かって、一定の温度に保たれた所で仕事をしている人が多くなっているという事があります。
当然、温度変化は感じませんから、体温調節機能を使う必要性はほとんどないわけです。
年中通して「だらだら汗をかく程暑い」「ブルブル震えるほど寒い」所に出る事が何分間ありますか?
ほとんどない方は、体温調節がうまく出来なくなっている可能性があるので、冷え性だけでなく、大して暑くもないのに熱中症にかかる可能性も高くなります。
簡単な解決法は、日頃から、冷暖房に頼りすぎず、外気に触れる時間を増やし適度な運動をする事。
しかし冷え性の方は、ひどい方になると「夏でもソックス重ね履き・手袋着用」なんて方もいます。
冷えるのが気になるのは理解できますが、この様な過保護をすると悪化する一方です。
体の外から温度調節するのを最小限に控えて生活する事で、冷え性を予防・改善・悪化防止になります。
尚、手足が冷たくならない方でも、他人と体感温度の差がありすぎる方などは、「内蔵型冷え性」など別の状態で体温調節ができなくなっている可能性がありますので、気になる症状は専門医に相談するなどしてください。